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2月 16, 2015

  もう10年近くになるんじゃないかな…
  初めてお会いしたときから、とても明るくて元気で…人懐っこい親しみのわく笑顔で、いつも私のほうが元気をもらっていたくらい素敵なおじさま…
  でも、あるとき彼は「僕は病気を知り、手術となったときには、鬱のような症状だったんですよ」と、また元気に笑顔でおっしゃった。鬱のような症状なんて、少しも想像出来ない…
  いつも元気なんですもの。
  つい、私から話しかけて、少しふざけても、いつも楽しく元気に返してくださった。すごーくポジティブで、大好きでした…
  「最近、合唱お休み気味じゃないですかぁ」とたずねると、「俺、結構忙しいのよ、色々と」とニコッと…
  うそみたい。
  さびしいです。
  でも、私の心の中にいるあなたは、ずっとずっと笑顔なんです。こんなに寂しく悲しいお知らせをもらったというのに、思い出せるのは、あなたの笑顔と少年のような語り口です…
  また会って話せると思っていたから、本当に驚きで…
  「…というのは冗談でした…」と、笑ってまた会えそうな気がしてしまう…
   『今こうして』をまたいつか…
   
   

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