出演者詳細

About Us

大石真喜子

Makiko Oishi

Soprano

大石 真喜子
ソプラノ

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。学部卒業時に、アカンサス音楽賞受賞。東京藝術大学同声会主催同声会新人演奏会出演、同声会賞受賞。第17回静岡県学生音楽コンクール声楽部門高校生の部第1位受賞。静岡県オペラ協会長賞受賞。第50回全日本学生音楽コンクール東京大会声楽部門高校生の部第1位受賞。全日本クラシック音楽コンクール声楽部門一般の部全国大会最高位受賞。島田市芸術文化奨励賞受賞。これまでに第5回静岡県民オペラ マスカーニ作曲「イリス」ディーア・芸者役。ヴェルディ作曲「イル・トロヴァトーレ」レオノーラ役等に出演。

田川理穂

Riho Tagawa

MEZZO SOPRANO

田川理穂
メゾソプラノ
シルベストロ音楽院 主宰

【生立ち】
☆ 国立音楽大学付属中学校、音楽高等学校を経て国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業。ピアノを根上倫子、今野信子、浜田桃子各氏に師事。和声学、作曲を加藤昌則氏に師事。指揮法、伴奏法をD.Pacitti氏に師事。声楽を山咲史枝、岩渕嘉瑩、宮永康雄、畑和子、湯川晃、S.Sammaritano各氏に師事。

【活動概要】
☆ オペラ『ヘンゼルとグレーテル』でオペラデビュー。
☆ S.Sammaritano氏の来日時、メゾの声質を見込まれ、Sammaritano氏のもとへ渡伊し、研鑽を積む。
☆ フランスにおいてはアーティストオーディションに合格し、現在までフランス人実業家の支援を受けている。
☆ ヘンデル『メサイア』、モーツアルト『レクイエム』『戴冠ミサ』などの宗教曲、また、ベートーヴェン『第九』などのソリストを務めるほか、新進作曲家の独唱曲初演を数多く務める。
☆ 後継者育成のため、小、中学校のゲストティーチャーを務めるほか、合唱の分野においては、合唱コンクールの審査員、特別講師として招聘されている。
☆ 2018年よりLa Riho's clubを立ち上げ、自らの経験を元にした独自の指導法Tre-Bシステムにより、より良い歌い方の普及と、オペラなどの文化芸術振興活動を積極的に行っている。すでに、主催のオペラ講座(キガホン!?クラシック)は15回を数える。
☆ 2019年には、シルベストロ・サンマリターノ氏を招聘し、マスタークラスを開催し、本当のベルカントと言えるメソッドを日本に広める活動を行なった。

☆ 現在はシルベストロ音楽院主宰として、ミラノ・スカラ座の伝統的歌唱法を元に独自に開発したTre-Bシステムで、400年先も残る芸術歌を伝承する活動をしている。

【近年の歌唱活動】
☆ 毎年行われるクラッシク春の祭典ラ・フォル・ジュルネで松田聖子氏の曲の編曲/ピアニストで有名なジャズピアニスト野崎洋一氏と共演(2015)
☆ 児童合唱の指導で有名な富澤裕氏の指揮でみんなで歌おう!小田原市民によるG.F.ヘンデル作曲 オラトリオ「メサイヤ」のアルトソリスト(2016)
☆ 伊藤康英作曲オペラ ある水筒の物語 光の君 ソリスト (2019)
☆ 福井県の第九を歌おう 合唱の集い アルトソリスト(2018/2019)
☆ 清水史広指揮 シェーンベルク 月に憑かれたピエロ メゾソプラノ ソリスト(2019)
☆ 谷川賢作 作曲 赤毛のアン メゾソプラノ ソリスト マリラ役
☆ 指揮 大河内雅彦 カルメン メゾソプラノ カルメン役(2020)

☆ 清水史広指揮 メノッティ 『泥棒とオールドミス』のミス・トッド役(2021)
☆紀尾井ホール La Scala Bridge〜ミラノ・スカラ座伝統の技を未来へ〜第一弾 芽生えガラコンサート ソリスト(2021)
☆KIKUGAWA 第九コンサート メゾソプラノ ソリスト(2021)

【その他歌唱活動】
☆ シルベストロ・サンマリターノ氏を日本に招聘し、リサイタル共演(2009) ☆ その他TV出演するパーカッショニスト、ギタリストなどと多数共演
☆ TV出演や雑誌に掲載されている有名な書道家とのコラボレーション演奏会(2012)

【CM・CDなどメディア出演】
☆ 渡辺真知子ラジオ番組に出演(2015)☆ 日本プロ音楽録音賞(サラウンド部門)を受賞した阿部哲也 レコーディング&ミックスエンジニアによるレコーディングで、みくりやクワイアとして、ポニーキャニオンよりCDメジャーデビュー ☆ 野崎洋一氏に「ぞうのはな子」の作詞・作曲をしてもらい、CDをラ・ルーチェとしてリリース ☆ 寝具のエアーウィーブCM挿入歌 ☆ 映画『知事抹殺』挿入歌

【近年の指導活動】
☆ 山田和樹氏指揮のがん患者さんが歌う春の第九合唱指導およびピアニスト、NHK出演(2017) ☆ 藤岡幸夫(2019)指揮のがん患者さんが歌う春の第九合唱指導およびピアニスト MTV放映 ☆La Riho's club 主宰として元ミラノ・スカラ座ソリスト兼ソリスト養成所責任者 シルベストロ氏を招聘し、講演とマスターコース開催(2019) ☆ 指導合唱団:コールやざわ・『いきのちから』・学芸大OB/OG Shall we choir ・横浜市栄区『第九』合唱指導者/ピアニスト、学習院大学OB合唱団・コーロ・ミスト・ステッラ合唱団音楽スタッフ・浦和ゆうかり合唱団ヴォイストレーナー、 ・日本製鐵本社合唱団ボイストレーナー・東海林のり子理事のエクスプレッション歌唱指導、静岡ヴェルディー合唱団ヴォイストレーナー

Yukimichi Miura 三浦幸未知写真

Yukimichi Miura

Tenore

三浦 幸未知
テノール

静岡県島田市出身。武蔵野音楽大学卒業後、サラリーマンを経てイタリア留学。2006年モーツァルト生誕250年記念コンサートでイタリアデビュー。帰国後はオペラやコンサートに多数出演。近年では19年5月静岡空襲を題材にしたオペラ「ある水筒の物語」世界初演と21年11月再演に日本兵の誠役にて出演。コロナ禍の中、初のライブ配信コンサートを開催するなど、平和と祈りをテーマに癒しの声を届け続けている。

大石陽介

Yoichi Oishi

BARITONO

大石陽介
バリトン

香川県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科音楽教育専攻科を修了。これまでにオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ役、「ラ・ボエーム」マルチェッロ役、「椿姫」ジェルモン役、「愛の妙薬」ベルコーレ役、「蝶々夫人」シャープレス役、鳥山妙子作曲「真夏の夜想曲」父役、「ある水筒の物語」僧侶役、ベートーヴェン作曲第九番、合唱幻想曲、モーツァルト、ヴェルディ、フォーレ作曲のレクイエムのソロとして出演。令和2年度島田市文化芸術奨励賞受賞。東京藝術大学音楽学部同声会静岡支部支部長。

Yuya Tanaka

BARITONO

田中 夕也
バリトン

香川県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学別科声楽専修、同大学院音楽研究科オペラ専攻修了。
学部卒業時にアカンサス賞、同声会賞受賞。第61期東京二期会オペラ研修所マスタークラス修了。第37回ソレイユ声楽コンクール第2位。第1回国際声楽コンクール東京 新進声楽家部門第3位。
 
オペラでは、モーツァルト作曲『魔笛』パパゲーノ、弁者、『フィガロの結婚』バルトロ(抜粋)、アントニオ、マスカーニ作曲『カヴァレリア・ルスティカーナ』アルフィオ、プッチーニ作曲『ジャンニ・スキッキ』シモーネなどを演じる。

《二期会ニューウェーブ・オペラ劇場》ヘンデル作曲『セルセ』にてアリオダーテ役で出演し、二期会デビューを果たす。

宗教曲では、ヘンデル作曲『メサイア』ベートーヴェン作曲『交響曲第九番』、フォーレ作曲『レクイエム』のソリストを務める。これまでに声楽を中野勝美、多田羅迪夫、甲斐栄次郎の各氏に師事。二期会会員。

Futamata Yuki 二俣結貴

Yuki Futamata

Soprano

二俣 結貴
ソプラノ

京都市立京都堀川音楽高校を経て、京都市立芸術大学音楽部声楽科を卒業。第 25 回、26 回 日本クラシ ック音楽コンクール全国大会入選。第 8 回東京国際声楽コンクール本選入選。エストニアにて国際音楽フェスティバルに出演。学内オペラ試演会「皇帝ティートの慈悲」セスト役、「ドン・ジョヴァンニ」 ドンナ・エルヴィラ役、学生有志 KUCA オペラ「コジ・ファン・トュッテ」フィオルディリージ役。 これまでに、故 藤花優子、納多正明、久保和範、田川理穂各氏に師事。京都市立芸術大学大学院音楽研究科博士課程に進学予定。

Kouki Ohishi 大石 昊輝

Koki Oishi

BARITONO

大石 昊輝
バリトン

高校2年生。小学校5年生の時、合唱のソリストに選ばれたのをきっかけに歌に興味を持ちました。憧れの歌手はレナート・ブルゾン、アポッロ・グランフォルテ、イレーネ・ミンギーニです。好きな作曲家はG・ヴェルディ、G・プッチーニで「リゴレット」と「蝶々夫人」が特に好きな作品です。将来は、人の心を癒すことのできる歌手になりたいです。

Kyoko Tanaka 田中恭子

Kyoko Tanaka

piano

田中 恭子
ピアノ

桐朋学園大学卒業、同大学アンサンブルディプロマ修了。在学中、桐朋学園大学同窓会より奨学金を授与される。ピアノを紅林こずえ氏に、チェンバロを有田千代子氏に、室内楽を故・ゴールドベルク山根美代子、C.イヴァルディの各氏に、コレペティトールをミラノスカラ座指揮者D.マッツォーラ氏に師事。バイロイト国際青年芸術祭、富山室内楽フェスティバル、京都フランス音楽アカデミー等に参加。桐朋学園大学嘱託演奏員を経て、現在ソロのほか室内楽、声楽・器楽の共演ピアニストとして国内外の音楽家と共演を重ねている。東京室内歌劇場器楽会員。

Inoue Maya 井上マヤ

Maya Inoue

English Teaching Specialist

井上 マヤ
英語教授法専門

上智大学外国語学部卒業、米国コロンビア大学Teachers College(TESOL英語教授法)修士課程修了、フライングディスク日本代表・個人競技世界大会優勝、高円宮杯スペイン語弁論大会3位、カルバリーイングリッシュスクール ディレクター、母親が経営する英語学校で、教師たちの姿を見て育つ。30年間、3歳から大人に英語を教える。9歳からの短期留学、長期留学のプログラムのコーディネートや引率を行う。22年間、玉川大学教育学部非常勤講師として教員育成のため児童英語教育を担当。子供たちがワクワクと、広い世界に飛び出すための応援隊

Sara Inoue 井上さら

Sara Inoue

Educational Psychologist

井上 さら
教育心理学専門

玉川学園幼稚部~中学部。カナダ アップルビーカレッジ高校3年間留学慶應義塾大学教育学部 比較教育学専攻。アイビーリーグ ブラウン大学に交換留学。ハーバード大学・教育学大学院教育心理学修士。第62回高円宮杯全国日本中学校英語弁論大会 優勝(2500人中)。第45回ホノルル市長杯全日本青少年英語弁論大会優勝。第13回東京大学英語弁論大会優勝。2016年米国大使賞(英語検定1級・大学受験生中最高得点)。2017年小学館・ドラゼミ英語オンラインプログラム歌のお姉さん。2015年~現在カルバリーイングリッシュスクール プログラムコーディネーター。米国ブラウン大学GRIT研究の第二著者「日本の幼児教育機関における“がんばり”」。発達心理学をベースとした「わくわく子育てセミナー」主宰

ikumi kuroda 黒田育美

Ikumi Kuroda

MC

黒田育美
総合司会

フリーアナウンサー。NHK・テレビ朝日等でキャスターやリポーターとして16年間報道の現場を踏み、 現在は各種企業や教育施設で「伝える力のある声と話し方」のセミナーやプライベートレッスンを行なう。また、様々な分野のコンサートにて朗読でコラボレーションする。一般社団法人EXPRESSIONを立ち上げ、舞台やイベントへの取り組みを通じ将来を担う子ども達の豊かな表現力・発信力を引き出すとともに、病院や高齢者施設の慰問コンサート等に取り組み子ども達の社会貢献への意識を育てることに力を注ぐ。

シルベストロ音楽院

Conservatorio Di Silvestro

Conservatorio

Silvestro 音楽院

ミラノスカラ座 S.Silvestro先生と日本人の骨格にあわせ、舞台発語法に基づき、遠くまでよく響く声を出す岩渕嘉瑩先生のメソードを、発声法に迷い、自分の精進すべき道、鍛えるべきこと、術…その全てに迷子になっていた私の実体験による発声メソードを加えたTre-Bメソード『Body』『Breath』『Belcanto』3つを軸に指導しています。

Silvestro Sammaritano シルベストロ サンマリターノ

Silvestro Sammaritano

Baritono

シルベストロ・サンマリターノ
元ミラノ・スカラ座 バリトン
元ミラノ・スカラ座 専属歌手養成所講師責任者

イタリアシチリアで、厳格な軍人の父と教師の母の間に長男として生まれる。
学生時代、先生にその美声を買われて歌うことがあったが、音楽的の専門教育は受けずに育つ。

本来画家志望であったが、不安定な画家でなく大学を出ることを父に命じられ、止む無く経済大学を優秀な成績で卒業。卒業後、義理は果たしたと夢であった画家として29歳まで生計を立て、目下、子育て中であったが、画廊にきた富裕層の貴婦人より、その声を持ってして歌わないのは大きな損失であると言われ、年齢制限を超えているにも関わらず、半ば強引に口添えで、ミラノジュゼッペヴェルディ国立音楽院に入学。パヴァロッティの師でもあるカンポ・ガッリアーニ氏のもと研鑽を積むが、教えることは何もないとすぐ音楽院を出ることに・・・。テノールのジャチント・プランデッリ(Giacinto Prandelli)、アルフレード・クラウス(Alfredo Kraus)両氏のもとさらに研鑽を積み、特に声楽の肝である呼吸法を得とくし、声楽を本格的に学び始めてわずか二年後、ミラノ・スカラ座の専属合唱団入団試験に合格した。

スカラ座合唱団にて経験を積みながら、歌唱法、演技等に磨きをかけ、レパートリーを増やし、ヴェルディの声国際コンクール(伊:ブッセート)バスティアニーニ賞受賞(バリトンの声種の最高峰の賞)等数々の著名なコンクールに優勝した。又同時期に、バジレア歌劇場のラ・ボエーム マルチェッロ役でオペラデビュー。
バジレア歌劇場でのデビュー後、ランメンモールのルチアのエンリーコ、リゴレットのタイトルロール等、ヴェルディのオペラを数々こなす。
カヴァレリア・ルスティカーナのアルフィオ、カルメンのエスミーリョ、ドン・ジョヴァンニのレポレッロ等をレパートリーとする。

他の世界的有名音楽事務所に所属するも、大御所指揮者クラウディオ・アバドからミラノ・スカラ座で歌わないかと直接電話を受け、1980年ミラノ・スカラ座と専属ソリスト契約を結び、その後1997年にフリーで活動を開始するまでの17年間スカラ座の全てのシーズンに出演(音楽的な下積みなしで、歌の実力のみで、ミラノ・スカラ座舞台のソリストとして立ったのは、2人だけ)。

さらには、ミラノ・スカラ座に頻繁に出演を続ける中、その類いまれなる指導力を買われ、クラウディオ・アバドからの熱烈な依頼により、ミラノ・スカラ座専属歌手養成所講師責任者に就任した。

これまでに共演した主な指揮者は、バーンスタイン、ジュリーニ、ムーティ、オーレン、小澤征爾、シノーポリ、サヴァリッシュ等で、共演した主なオペラ歌手は、パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラス、クラウス、フレーニ等数多くの著名な指揮者、歌手と共演。
演じたオペラは、イタリアオペラだけには留まらず、フランス、ロシア、ドイツオペラ等多岐にわたる。
さらに、イタリア国内をはじめ、ドイツ、フランス、中国、諸外国からも招聘され、リサイタル等を行っていた。

日本での活動は、1981年のスカラ座引越し公演で初来日し、1999年新国立劇場の研修所特別講師を務めた。
1986年年浅利慶太(劇団四季代表)演出、衣装森英恵の伝説的な蝶々夫人ミラノ・スカラ座公演にも出演し、それ以来親しくしており、1990年来日時には初日公演のお祝いの手紙ももらっている。

また、後継者育成に積極的に携わっており、現在でもミラノ・スカラ座ソリストの指導を続けている。歌が上手い人間は数多くいるが、指導にはまた別の才能と情熱が必要であるとの持論があり、ミラノ・スカラ座のソリストを指導する責任者であったことからも、指導力は世界1位と言っても過言ではない。実質、ベルカント唱法に相当する(実際にはその定義は深く考えられず、商業的に用いられる)指導には高い評価を得ている。2019年現在は、画家としてミラノで個展を開くほどの実力で、昨年CMにも多数出演。建国の父とも言えるヴェルディにそっくりなため、ヴェルディの映画にも出演するなど、飛行機から降りる際は、皆に手を振られるほどの超有名人である。

日本での現役弟子は田川理穂だけであり(それ以外はミラノ・スカラ座ソリスト他)、指導法の全ては理穂に伝えたということで、田川理穂が世界総代理店的な存在になっており、Silvestro音楽院創設に向けて、全面サポートをしている。

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