9月 6, 2016

ある合唱団のソプラノの方から、最近ずっと喉の調子がふるわず、声がかすれます。歌ったほうが良いのか、どうしましょう。それと、

『喉を健康に保つ何か』『こうしたほうがいい』
みたいなアドバイスいただけますか(^-^)と。 
声がかすれる生徒さんや団員さんに必ずオススメするのは、耳鼻咽喉科さんで声帯を診ていただき、声帯や気管、咽頭などに問題がなければ、優しいpianissimoでハミングをしたり(⇒もちろん、鼻にのみ集めたハミングはNGです。私のこのブログの読者さんであれば、『鼻にのみ集める』のが何故NGで何が言いたいかもうお分りだと思います。)、柔らかく声帯を使う方法で声を出していけば、段々出るようになると思います。
普段の過ごし方。

私は音大生の頃、そして、今の発声に出会うまで、神経質なまでに気を付けて過ごしていました。マスク、お茄子、ヨーグルト、烏龍茶、ありとあらゆるもので、歌に良くないとされていたものをはじき、マスク、スカーフ、ショール、話し声など。
でも、イタリアへ行き、今の発声に出会ってからは、ごくごく自然な生活になり、心も体もとても安定して過ごせています。食べ物も飲み物も自然なもの。食品添加物などは、声楽のためというよりは、健康で自然に生きたい!という想いから気を付けておりますが、特に声楽のためだけに…ということはないなぁ。
ベルカントの大きな定義の1つである、『歌うことは語ること』でいくと、不自然な生活は相応しくない気がいたします。イタリアのSilvestro先生も本番直前まで大きなお声で普通に楽しくお話しして、本番ももちろん素晴らしいお歌です。ただし、お話しの声は、歌う声と全く違いがありません。だけど、いわゆる日本でよく面白おかしく真似される『オペラ歌手声』ではありません!あくまでも、話す母音と歌う母音が一致しているというだけのことです。母国語がラテン系言語であることも大きな要因だとは思いますが(^-^)
そんなわけで、心も体も自然体。それが一番です\(^o^)/
空調や風邪が大流行しているときなどは、ご自分の体調と相談の上、マスクやショール着用はいうまでもありませんね☆
ではでは〜
 

昨日は、ぞうのはなこのお別れ会に参列し、野崎洋一作詞作曲『ぞうのはなこ』歌って参りました(^-^)

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田川理穂

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